社名の由来

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社名の由来

V字経営のV字には3つの意味があります。


第1は、V字回復のVです
第2は、企業が目指すべきビジョンのVです。
第3は、渡り鳥が編隊を組んで跳ぶV字編隊飛行のVです。

 

渡り鳥のV字編隊は「理想の会社」の姿

 

1. V字回復のV

「V字回復」は企業人の憧れです。どんな企業も、長い年月のうちには対前年比で大きく落ち込み、危機意識を強くすることがあります。
このとき、立ち直る会社と沈み続ける会社があります。沈み続ける会社は、やり方を変えない会社です。やり方を変えないのは、沈んだ原因を景気や取引先、客先など常に環境のせいにし「悪いのは環境だ。自分は何も悪くない!」と思っているからです。
逆に立ち直る会社は、「環境の変化にできていない自分がいけないんだ」と気づきます。そして、真摯にお客様の声に耳を傾け、そこからヒントを得て自分の考え方・行動・売りモノを改めます。それがお客様に業化されて、業績を回復、さらに高みへと成長します。
「自責で考えれば知恵が出る。他責で考えれば愚痴が出る」。当社のVには、「常に自責で考え続けよう」のメッセージを込めています。

2. ビジョンのV

ビジョンは企業経営に欠かせないものです。目指している方向がわかれば社員は安心して仕事に打ち込めます。
ビジョン実現のために社長が「君の力が必要だ」「君の意見を聴きたい」と言われれば、誰もが進んで協力するでしょう。ビジョンは社員のモチベーションの源なのです。
近年は国内市場の成熟化が進み、同じことを同じように繰り返すだけでは未来がないことを誰もが知っています。今ほど、現状を打開し明るい未来を描く力が求められている時代はありません。
ビジョンを描き、その実現を目指している会社をビジョナリーカンパニーと言います。ビジョナリーカンパニーは、全ステークホルダーに希望を与えます。当社のVには、ビジョナリーカンパニーを増やしたいという想いを込めています。

3. V字編隊飛行(雁行)のV

経営者が求めているのは、V字回復という結果だけでなく、どんな問題発生時にもそれを乗り越えV字回復できる体質です。社内から次々とアイデアが湧き出る自由闊達な会社であること。一度決めた施策を、最後までやり切る粘り強い会社であることが理想の会社の姿です。
その「理想の会社の姿」を当社は「雁行」といわれる渡り鳥のV編隊飛行に例えています(図①)。
近年、英ロンドン大学やオックスフォード大学などの研究で、渡り鳥がV字編隊を組む科学的な根拠が明らかにされました。
それによると、雁やトキなどの大型の鳥が飛ぶと、翼の先端からその斜め後方に上昇気流が発生します。すると、後続の鳥はその浮力を利用してエネルギーの消耗が少なくてすみます。そのため、同じエネルギーで推進力が50%〜70%もアップします。
このとき、力の強い鳥は前の方を、ケガをした鳥や幼い鳥は後方を飛びます。また、先頭を飛ぶのが必ずしも決まっていません。先頭は疲れるので、後方の鳥と釣り合いをとって時々交替します。どの鳥にもチームのためにという当事者意識があるのです。
つまりV字編隊は、お互いに助け合いながら落伍者を出さずに長距離飛行できる理想的な大家族なのです。まさに、理想の会社の姿です。
一方、図②は、力のあるリーダー鳥が先頭で後続を引っ張る縦列編隊です。こんな縦列編隊で飛ぶ渡り鳥はいません。縦列型の飛び方が自然の理に反して非効率だからです。そして、先頭を行くリーダー鳥がこけたら群れ全体が終わってしまうからです。
図②のような編隊で飛んでいる会社を、図①のようなV字編隊飛行の会社へ。当社のVにはこの思いも込めています。


株式会社 V字経営研究所

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