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vol.384『コロナ後の「新ノーマル」を見据えて動き出そう』

2020.04.23

 V字研メルマガ

 1回3分「ヘコタレをチカラに」 vol.384

          by V字経営研究所 代表 酒井英之

『コロナ後の「新ノーマル」を見据えて動き出そう』

テレビを見ていたら、今回のコロナ災禍は
リーマンショック以上だという意見がありました。

リーマンの時はヒト・モノ・カネのうちカネの危機だった。
が、今回はヒト・モノ・カネ全部の危機だというのです。
まさにその通りで、社員の健康を守るために
勤務形態の変革や新たな調達先の開拓、
そして資金の手当てなど、経営者は多忙を極めています。

ただ、私は日々出会う経営者の方が
口々におっしゃられる言葉に大変勇気を頂きます。
それは「ピンチはチャンスである」です。

リーマンショック当時、
私が出会った経営者の皆さんはなかなか状況を
肯定的に捉えることが出来ず、戸惑ってばかりでした。
私は仕事柄、毎日のように将来を嘆く声を聞いて、
暗澹たる気持ちになったのを覚えています。

そんな中、松下幸之助翁が書いた
『不況克服の心得十か条』があると聞き、
あの偉人はそんなことも
言っていたのかと大変感動して、
松下幸之助の本を読み漁りました。
https://ameblo.jp/yonezu011/entry-11161799828.html

リーマンショックの時は、
その後ドラッカーや松下幸之助翁の書籍が
大変によく売れました。ドラッカーの勉強会は
そこかしこで開かれていたのではないかと思います。
皆、原点に帰って経営の本来の姿を取り戻そうと必死でした。

そうして100年に1度と言われたショックを乗り越えて
立ち直った矢先に、東日本大震災が起きました。
こちらは1000年に一度という大ショックでした。

この2度の危機を乗り越えた経営者たちは、
今回のコロナ災禍に対して、
リーマンの時のような動揺は見せていません。
むしろ落ち着いて「ピンチはチャンス」と腹をくくり、
今やるべきことを確実に進めているように見えます。

そんな経営者の皆さんのご相談に乗りながら、
私は、危機を一度ならず二度も乗り越えた人間とは
これぐらい頼もしくなるのだと感心しています。

経営者は、社員から信頼されないといけません。

創業者は会社を作った人ですから当然ですが、
後継者になると常に先代と比較され、
「この人で大丈夫か?」という目で見られます。

そんな中、「この人なら大丈夫だ!」との
信頼を作る方法は一つしかありません。
それは「あの時の危機を乗り越えられたのは、
あの人の力だ」との実績を作ることです。

ここでいう危機とは、リーマンショックや震災のような
社会的な変化に限らず、社内的な大きな事故や事件、
取引先の倒産、極度の販売不振なども含みます。

そうした嵐の中を、どのように舵を切って
会社という船を進めたか。
その時のリーダーシップとキャプテンシーこそ、
「あの人なら大丈夫だ」の強い信頼を生むのです。

従って、会社を継いだばかりの経営者、
これから会社を継ぐ予定の後継者の皆さんにとって
今回のコロナ災禍は社内から信頼を得る
絶好のチャンスなのです。

そのためにも、「ピンチはチャンス」を口癖にして、
自己暗示かけてください。
そして、日々出会う出来事や情報に
「これは何のチャンスかな?」と自問自答して、
自分への気づきを増やしてください。

星野リゾートの星野社長が、日経ビジネスの
インタビューに次のように語っています。
「耐え抜くための1年間計画に乗り出す」
「新ノーマルに対応する」
https://business.nikkei.com/atcl/forum/19/00031/042000011/?n_cid=nbpnb_mled_enew

彼の言う「新ノーマル」とは、今後訪れる新しい常識のことです。
星野社長は、「お客様が観光する理由」が
変わってくるだろうと読んでいます。
それがどのようなものかをアンケートをとりながら
対応していると語っています。

もうコロナ後を見据えた対応が始まっています。
東京都は、コロナが収束した後の売上回復のための
今年一年間の展示会への出展費用を補填する
助成政策を公表し、募集を始めています。

東京に支店のある会社なら、本社が何県でも利用できます。
東京以外の展示会でも適用されます。
申し込み締め切りは5月20日。
うかうかしているとせっかくのチャンスを逃すことになります。
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/kinkyu.html

今後、テレワークが当たり前になり、
ネット購入が加速化し、AIで多くの仕事が自動化され、
非正規労働者が増えていく方向は変わらないでしょう。
再編が検討されていた業界は、一気に進むことでしょう。

当然、消費者の考え方も好みも変わります。
星野さんの言う「新ノーマル」は、
あらゆる業界で起きるでしょう。

私がいるコンサルティング業界も、
研修のあり方をはじめ、調査手法や、
お客様が期待するスピード感など、
一気に変わっていくと思います。

後継者の皆さんは、その時代に会社という
大きな船のキャプテン(船長)を
務められるのは、新しい感性を持っている
若い自分しかいないという自覚を持ってください。

大変な時は、文字通り大きく変わる時です。
そして、「ピンチをチャンスに変える」を
現実のものにしていきましょう。

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