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vol.364『あおりマネジメントになっていませんか?』

2019.11.15



2019/11/15

V字研メルマガ

 1回3分「ヘコタレをチカラに」vol.364

 by V字経営研究所 代表 酒井英之

『あおりマネジメントになっていませんか?』

 

逮捕者が出ても後を絶たないあおり運転。
あおられたら、本当に怖いですね。

 

経営でも同じような事があります
「結果を出さないとわが社の明日はない」
「結果を出さない社員はクビだ」
「お前は、給料泥棒だ。土下座して謝れ」など
上司が部下を恐怖でコントロールするケースです。

 

かんぽ生命で行われていたマネジメントは
まさにあおり運転ならぬ、「あおりマネジメント」でしょう。

 

あおりマネジメントは、社員の主体性を奪います。
恐怖で思考が停止するからです。

 

仮にあなたの職場が
「うちの社員は言われたことはしっかりやるが、
改善提案はほとんど出ない」だとしたら、
自分が「あおりマネジメント」をしていないか
振り返ってみてください。

 

現場から改善提案が出ないのは、
社員の思考が停止している証です。

 

言葉がかんぽ生命のように荒っぽくなくても、社員が
「上の人が怖くて言いたいことが言えない」
「言ったところでダメ出しされるだけだ」などと
感じているのなら、同じことです。

 

では、社員の主体性を引き出すにはどうしたらよいのでしょう?
今回はちょっと視点を変えて、
コンサート会場に目を移してみましょう。

 

コンサート会場では、観客が総立ちになる瞬間があります。
立って歌を歌い、踊ることは参加者一人ひとりが
目一杯自分の主体性を発揮しているわけです。

 

ではどうしたら、観客を立たせることができるでしょうか?
思い出してみてください。あなたはどんな時に
客席で思わず立ち上がりそうになりますか?

 

もちろん曲がアップテンポになるとか、
目の前に人が立ったのでそれにつられて立つ、
ということがあると思います。
が、それだけではありません。

 

それは客席に向けてバーンと光を浴びせることです。
それまでステージだけに向いていた
スポットライトを客席に向けるのです。

 

人は自分に光が当たると
自分が注目されていると思い、立ち上がるのです。

 

ある女性は、自分に光が当たって立ち上がると、
アーティストからも客席の自分が見えるんじゃないかと思い
一生懸命ステージに向けて自分を
アピールしてしまうと言っていました。
双方向コミュニケーションへの意欲。
これも思わず立ち上がってしまう理由の一つかもしれません。

 

つまり自分に光が当たると、人は主体性を発揮するのです。

 

これは職場でも同じです。
自分が見られいて 自分が注目されている。
それを自覚した時、人は主体性を発揮するのです。

 

そのための最も重要で、
かつどんな上司にもできる方法は、
社員一人ひとりの話を真摯に聴くことです。

 

「あなたはどんな想いで仕事をしている?」
「困っていることはない?」
「こうしたらもっと上手く行くのにと思うことはない?」
「やりにくい点は?変えた方が良い点はないかな?」
など、あなたの意見を「聴いてあげる」のではなく
「どうぞ教えてください」という姿勢で話を聴けば、
問われた部下は喜んで話すでしょう。

 

そして上司がそれを
「いいこと教えてくれてありがとう」
「素晴らしい気づきだね。それをチーム全体でやろう」と
受け止めたら社員のモチベーションはぐっと上がります。

 

社員の主体性を引き出したければ、
何よりも、話を聴くところから始めてみましょう。

 

私がこんな話をすると
「話を聴く大切さはよくわかるのですが、時間がないのです」
と答える上司がいます。

 

そのような人は部下の話を聴くことの優先順位が
自分の中でなぜそんなに低いのか?
よく考えてみてください。

 

部下の話を聞く以上に
大切な仕事ってあるのでしょうか?

 

多くの中小企業の経営計画書のカレンダーには、
社長と社員の面談日が最初から書かれています。
先に日を決めておかないと、時間が取れないからです。
そのくらい、重要視しているということです。

 

「聴くことができたら経営はできる」という言葉もあります。
是非、社員一人ひとりに光を当てる
マネジメントにトライしてみてください。

 



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