ミッション

Mission

基本理念

暗夜に一燈を灯す。

「一燈を揚げて暗夜を行く。暗夜を憂うることなかれ。ただ一燈を頼め」は幕末の思想家、佐藤一斎が書いた「言志四録」からの言葉です。

ビジネスを展開する中で経営者は幾度も夜も寝られない経験をします。
何をしていいかわからない!
自分の行く先がわからない!
人口減少に直面しているわが国では、日々この不安は強くなっています。
そんな中、わずかな光でもいい。
自分が頼るべき「一燈」が見えたらどうか。

その瞬間に経営者は、それまで自分を襲っていた不安から解放され、自分の中に力がみなぎるのを感じます。

そんな「勇気の一燈」を自分にともすのは経営者自身です。
その一燈は、自分らしさが何かがよくわかっていないと見えません。
また世の中の動きや社会的な課題が見えていないと見えません。
ズシリと腹に落ちた一燈こそが、暗夜を吹き飛ばしてくれます。
私はその「一燈をともす」お手伝いがしたいのです。

プロフィール

V字経営研究所

代表取締役 酒井 英之

  • 名古屋大学経済学部社会人大学院教員
  • PMA理念経営協会常務理事
  • 経済産業省認定中小企業診断士
  • FBAAファミリービジネスアドバイザー資格認定証保持者

岐阜県立加納高校出身、成績最下位から猛勉強し慶應義塾大学経済学部へ。卒業後ブラザー工業株式会社に入社。入社2年目で考案したラベルライターが、今も全米でシェア60%を超えるロングセラー商品となる。営業部では優秀セールスマン賞を7回受賞。同社がミシンから情報機器メーカーへV字回復する一翼を担う。
この経験を活かし、戦略コンサルタントに転身。三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) では経営戦略部長兼プリンシパルを9年間務める。この間に世界シェアNo.1の大企業から中小企業まで、約400社のオンリーワン実現コンサルティングを行う。 売れない商品をシェア8%から70%に躍進させたり、最後発の市場参入ながら7年でシェアNo.1企業へと成長させたりと、多くのV字回復支援実績がある。右肩下がりの時代に、先代の強みと後継者の強みを掛け合わせた新たなビジネスの創出=1.5次創業を側面から支援することが自分の使命だと気づき、それを専業とするため2014年に独立した。

全てはここから始まった。

自分のしたことが人に喜んでもらえた。
そんな手応えを初めて感じたのは高校の文化祭でした。
それまでの私は成績も最下位、人に馴染めず誰にも相手にされない学生でした。
コンプレックスに押しつぶされ、毎日逃げ出したい気持ちで過ごしていました。

クラス委員で「文化祭での出し物を考えろ」と言われたとき、とても積極的にはなれませんでした。
友達のいない文化祭は苦痛です。ずる休みしようと思ったくらいでした。
仕方なく文化祭の時に、人と接しなくても済む逃げ場が欲しいと思いました。
そこで、「何もない、何もしない、漫画しか置いていない休憩所」を出し物にしました。
自分の居場所をつくったつもりでしたが文化祭当日、開けてびっくり。
その休憩所は朝から超満員。
私の学校には、日頃から孤独を感じ、悩んでいる人が大勢いたのです。
彼らには、文化祭の時に一人でいられる逃げ場が必要だったのです。

今になって考えれば文化祭でこの小さな成功体験は、その後の私の仕事の方向性を決定づけた大きな出来事でした。

マジョリティの裏には、必ずそれでは満足できないマイノリティがいます。

マイノリティは通常では見過ごしてしまうような特定のニーズを持っていて常に自分たちのニーズを満たしてくれる存在を探しています。

そんな人たちのニーズを満たす存在は、規模が小さな中小企業の役目です。
そして、そのニーズを満たすことで、ニッチトップ企業に進化するのです。

後継者に寄りそう、経営の伴走者でありたい。

先代へのコンプレックス、後継者としての期待値の高さ、なかなか理解されないジレンマ、一人で悩んでいる時間の多さ…

後継者が置かれた環境はその立場にならないと分からないと言われるほど厳しいものです。
私自身は後継者ではありませんが数多くの後継者の話を現場で聴いて来ました。
ですから少し話が出来るだけで大きな力になれると思います。

どんなに暗夜が続くように見えても、自分を必要としてくれている特定のニーズを持っている存在に気づき、その人たちのニーズに応えることが自分の使命だと気づいたら、それがあなたの一燈です。

一燈を心に灯したら、あとはそれを信じて突き進む。
その過程で、経営者としての潜在能力が発揮され確実にアウトプットを出していく。
長距離ランナーに伴走する人を伴走者といいますがそんなあなたの伴走者になれば幸いです。

人生理念

「横同観(よこどうかん)」

いつでもどんな時でも「こうありたい」と願う自分の姿勢。

それが人生理念です。

「人生理念があれば、人生に迷いがなくなる」と理念経営協会の窪田貞三理事長に教えられ、自分の人生理念を「横同観」と定めました。

横同観は「人の横に立って、一緒に同じ夢(ビジョン)を観る」という私の造語です。

横同観を図にすると、図2のようになります。相手の横に立ち、同じビジョンを観ながら、その実現に向けて知恵を出し合う姿を表しています。

ところが、人はつい図1のように向き合い、「ここがダメだ」とき相手を客観的に見て、評価してしまいます。そして、「あれを直せ、これを直せ」と指示命令します。

すると、相手の中にやらされ感が生まれます。やらされ感は相手の思考を停止させ、独創性を奪います。

お客様や仲間との関係がうまく行かないとき、私は常に横同観できているか?を考えます。すると、相手と夢の共有ができていなかったり、自分の期待を一方的に相手に押し付けていたりすることに気が付きます。

そんなときは、相手の夢(ビジョン)を確認し、自分もそれを見つめるように修正します。

そうすることで、誰とでもとても良い関係を築くことができます。

 

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